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葉酸~記憶力の向上や認知症の予防に

葉酸はレバーや緑黄色野菜など多く含まれている水溶性のビタミンの一種で貧血防止や胎児の先天異常を防ぐのに必要な栄養素ということで妊婦さんには必須の成分として特に有名です。


そんな葉酸(ようさん)ですが脳に対する効果としては記憶力の向上や認知症予防の効果があるといわれています。具体的にどんな効果があるのかさっそく見ていきましょう。


葉酸が認知症予防に効果があるといわれる理由のひとつがホモシスティンという物質を抑制する効果があるからです。ホモシスティンというのは血中にあるアミノ酸の一種でこれが血液中に増えると認知症のリスクが増えるといわれています。


米ボストン大学などの研究によると、血中のホモシステイン濃度が高い人ではそうでない人に比べてアルツハイマー病を発症するリスクが8年間で2倍近くになることが確認されていますし、他の研究でも葉酸不足が認知症の発症リスクを3倍以上に増加させることがわかっています。


理由としては葉酸が不足することでホモシステイン過剰になるとアルツハイマー型認知症の原因となるβ-アミロイドの作用を強化することにつながり、神経細胞を傷つけてしまうからではないかと考えられているからです。


認知症予防には「葉酸」ということを覚えておいたほうがよさそうです。


記憶力アップについてはこれも数多くの実験で証明されていることであり、ボストン在住の高齢者を対象に行われた実験によると葉酸を摂取した高齢者と摂取しない高齢者では記憶力や言語力での能力の低下に大きな差がみられたということです。


葉酸の効果はもちろん高齢者だけでなく健康な若い人にも効果があり、葉酸を摂取することで記憶力や脳の処理速度が向上したという研究結果もでていますから妊娠初期の妊婦さんにかぎらず摂取して損することはない成分といえます。

葉酸の上手な摂取方法

葉酸は脳に働きかけるほかでは造血ビタミンという別名があるようにビタミンB12と一緒に赤血球を作っているので貧血予防にはうってつけの成分でもあります。


他にも葉酸ならではの特徴としてさまざまな成分と協力して体に作用するというものがあります。


脳に関することでいえばこのサイトでも紹介している「レシチン」との相乗効果は有名でレシチンの脳の神経伝達物質を作る働きと葉酸の神経の働きを正常に保つ働きが組み合わさってさらなる能力アップ=脳の活性化につながります。


他にもDHAなども葉酸と一緒に摂取することで相乗効果があるといわれていますよね。


<葉酸を多く含む食品>
ホウレンソウ グリーンアスパラガス ブロッコリー しゅんぎく レバー


緑黄色野菜を普段から食べていれば葉酸の欠乏症になるということはまずありません。ただし、タバコを吸う人やアルコールの摂取量が多いと葉酸の吸収を妨げてしまうので、食べてはいても体の中では不足しているという状況を生み出してしまうので注意が必要です。


葉酸を最も必要とする妊娠初期は葉酸サプリを利用する人がほとんどです。


1、妊娠初期はつわりでごはんが食べられない。調理するのも大変
2、1日の目安量である400㎎を食べ物から摂取するのが大変
3、葉酸は熱や水に弱く、調理すると栄養素のほとんどが失われる


という3つが重なっていることもあって、葉酸はサプリを利用して摂取したほうがこの時期は効率的ですし、何より1日の目安量をしっかり摂取できるということで安心できるからというのが妊婦さんに葉酸サプリが支持される理由になっているようです。