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炭水化物(ブドウ糖)~脳の唯一のエネルギー

炭水化物(ブドウ糖)は脳の唯一のエネルギーです。


体の中にどんなにたくさんの蛋白質と脂肪があっても脳のエネルギーとしては使えません。


脳を活性化するには神経伝達物質の材料になる成分や神経伝達物質の受け渡しをしている神経細胞を活性化する成分などを摂取することはもちろん大事なんですが、脳の「ON/OFF」(=活動モードと休止モード)のカギを握っているのは炭水化物(ブドウ糖)なんですね。


炭水化物は体に入ると糖に分解されてすぐに利用されます。余った分は肝臓でグリコーゲンという物質に変えて貯蔵され、体の中の糖が少なくなったいざというときに使われるメカニズムになっています。


女性の間では太る原因になるからと炭水化物を避けたり、減らしたりするダイエットが流行っているようですが、低炭水化物ダイエットをすると頭がボーっとしたり、フラフラになったり、すぐに眠くなることが多いのではないかと思います。


これらの症状は糖が不足しているだけでなく、グリコーゲンも枯渇している状態をあらわしているので脳はもうまともに活動することができません。居眠りが多くなるのも「居眠り=脳の休止モード(エネルギーを使わなくて済む)」からです。


というわけで体の中で最もエネルギー(=カロリー)を消費するのが脳ですから、1日中しっかり働いてもらうためにはエネルギー源としての炭水化物を供給しつづけないといけないということです。

炭水化物(ブドウ糖)の上手な摂取方法

脳の活動のためには1日でも最低90~100gのブドウ糖が必要だといいます。もちろんこれはあくまで最低量であり、生活に支障がないレベルで考えると1時間に6gのブドウ糖を使うため1日144gが最低ラインという人もいます。


頭をフル回転させる必要がある仕事や勉強をしている方はもっと必要になるでしょうね。


さてそんな脳のエネルギー源になってくれるブドウ糖は炭水化物(ご飯、パン、小麦、芋など)から摂取しなければならないわけですが、食べてすぐにエネルギーとして利用されるものは?というと「うどん」が一番です。


炭水化物のなかでも最も消化が早いのが「うどん」なんですが、その理由は小麦に水を加えることで生成されるグルテンという成分に秘密があります。このグルテンの働きによって消化酵素が活性化するのでうどんは他の炭水化物に比べて消化が早いんです。


(ちなみにラーメンやパスタは製造過程で油を使うのでそれが災いして消化効率が落ちます。)


「力うどん」といううどんにさらにお餅を加えたものがありますが、脳へのエネルギー補給ということを考えると非常に理にかなった食べ物といえます。


というのも消化にいいうどんで脳に素早くブドウ糖を供給し、胃内停滞時間の長いお餅で脳のエネルギーとなるブドウ糖をゆっくりと供給するからです。


即効性のあるうどんと持続性のあるお餅の2つで脳にエネルギーとなるブドウ糖を供給できるってことなんです。頭を使う日は力うどんを食べるようにしましょう。